M&Aとグローバル化とで、急速に大きくなった組織。
新規開発・短納期など
チャレンジが求められる現場で、
品質問題が複雑化し、解決までの時間を
要することが多くなった。
今までの知見だけでは難しい。
若手の意見も取り入れたいところだが、あまり意見が出てこない。
マネジメント層(部門長)には、職人気質の人も多く、
昔ながらの“背中を見せる”タイプ、あるいは “指示型”のコミュニケーションに
特色がある。
言葉を変えると…
“意見を引き出す”コミュニケーションになっていないように見受けられる。
ESサーベイでも、部下とのコミュニケーションギャップが読み取れた。
そこで、グローバル化が進む大手製造メーカー(一部上場)では、
世代間コミュニケーションギャップの解消のために管理職を中心に
「コーチング」の導入に踏み切った。
【課題】
- 若手の知恵を、もっと現場で生かしたい
- コミュニケーションロスが仕事のパフォーマンスに影響している
- コミュニケーションの重要性について、意識が薄い
【取り組み】
- ギャップを分析し、自社に即したコミュニケーション研修を実施
- 現場に即した「コーチング研修」の企画・設計・実施
- 自社事例を活用した、 “オリジナルコーチングハンドブック”の企画・制作
- フォロー研修やリマインドの仕掛けで、現場定着をサポート
- Wayマネジメントなど、コミュニケーション促す風土作りの仕掛け
【成果】
- マネジメント力アップ+ESアップ
- コーチングスキルの現場活用により、職場のホウレンソウが円滑になった
- マネジメントとして必要な、部下への関わりについて理解が深まった
- 「ほめる」文化の醸成など、コミュニケーション意識の変化が
ESサーベイの数値でも反映されるようになった