事業承継をにらみ、事業を拡大させながら次世代を育てる。
社内カレッジの創設と育成の仕組み作り
夏の暑い盛り、遠路来社された社長。
事業承継の話だった。
若くして会社を継ぎ、一生懸命走ってきた。
「社長。これから会社をどうしていきたいのですか?」
社長は決めた。
【課題】
- 次世代幹部が、バトンを渡せるまで育っていない
- 経営とマネジメント職との意識ギャップ
- 実践力はあるが、マネジメントの基本であるプラン・チェックが弱い
- 社内に体系的な育成の仕組みがない
【取り組み】
- 「次世代育成カレッジ」を軸にした全社育成プログラムの実施
- 社内カレッジの創設 (階層ごとの継続学習:マネジメント職・リーダー職)
- 全社を巻き込んだ「学びの場」作り
(ビジョン合宿・業務改善合宿・年間テーマ学習など) - 仕組み作りと運用サポート
(目標設定会議・目標達成プラン作り・評価プログラムなど) - ジュニアボード会議等、次世代の主体性を生かした場の創出
【成果】
- 個々の成長が加速協奏し、全社を動かす原動力に育ってきている
- マネジャー相互のコミュニケーション向上で、部門間連携が進展
- 若手リーダー職の圧倒的な意識改革とモチベーションアップ
- 経営と社員が一体となって全社を盛り上げようという機運が生まれている
(組織型経営への進展)