ある会合でこんな話を聞いた。
彼は、日本に「ホスピタリティ」を定着させた第一人者。
アメリカでの修行時代にその原点を学んだという。
修行中のホテルでパーティがあり、
ホスピタリティ精神で絶賛される社長秘書のメリーさんも来ていた。
彼は、メリーさんにこう尋ねた。
「How long have you working“for”Mr.Tohmas?」
~何年、トーマス(社長)のために働いているのですか?~
横で聞いていた社長が言った。
「She is working“with”me」
~彼女が、私と一緒に働いているんだ~
なるほど “for” と “with”
単純なようで、大きな違いがある。