「マネジメントラボ 2026春」第5回実施レポート

「マネジメントラボ 2026年春講座」第5回実施レポート

実施日:2026年9月17日(木)14:00~18:00

会場:日本橋

 

全6回でお届けしている「マネジメントラボ 2026年春講座」の第5回目を開催いたしました。

いよいよ最終回を目前に控えた第5回。これまでの学びの蓄積が、それぞれの組織において変化となって現れ始めているようでした。今回も熱気あふれる当日の様子と、学びのポイントをお届けします。

〇前回の実践を振り返る
たくましさを増した参加者の変化 講座はいつものように、この1か月間の「実践と変化」を共有するチェックインからスタートしました。

  • 「『事実プラスワン』のフィードバックを実践したところ、メンバーから思いがけない提案が生まれ、チームのエンゲージメントが高まった」
  • 「あえてメンバーのリードで自分が動いてみたところ、意外なほどスムーズに業務が回り始めた」
  • 「言いにくかったフィードバックを直言できたこと自体、自分の中で大きな一歩になり清々しさを感じている」

自社での実践を通して学びを深めてきた受講者の皆さんの表情には、講座開始時以上のたくましさに満ちていました。

 

〇「傾聴」と「質問のキャッチボール」を深める

前半では、普段メンバーとどんな質問をしているかをみんなで共有してみました。

相手から思考を引き出そうと焦るあまり時間がかかってしまったり、あるいは無意識のうちに「自分の安心(進捗確認)」のための質問ばかりになっていたり……。自身の“質問の癖”を痛感する声が多く上がりました。

ワークの中では、「相手が考えられる質問」をテンポよく投げかけるキャッチボールを体験。質問されることで人の思考がどう動き、整理されていくのかを体感し、特別な問いにこだわりすぎず、メンバーに関わり続ける重要性を捉え直しました。

〇第5回テーマ「違和感のあるチームをどう運営するか?」

多くの企業が直面する「多様性を活かしながら成果を上げる難しさ」に向き合いました。

チームの力を最大限に引き出すためには、マネージャーが一人で業務を巻き取る構造を脱し、メンバー相互の深い理解と信頼関係を築く必要があります。マネージャーは単なる情報のハブにとどまらず、メンバーの自主性を引き出す触媒になることが求められます。

講座では、「違い」を単なるやりにくさとして捉えるのではなく、「多様性こそが価値であり、イノベーションの源泉である」という前提に立ち、それを生かす組織の構造や役割分担について整理していきました。

さらに、自身のマネジメントスタンスが「for(~のために)」なのか「With(共に)」なのかを問い直し、心地よいコミュニケーションの距離感を感覚的に捉えるワークも実施。自分自身の関わり方を再確認する深い時間となりました。

〇参加者の声

  • メンバーに答えを示すのではなく、主体性を引き出す問いかけの重要性を痛感しました。多様なメンバーと成果を生み出すには「With」の姿勢で関わり、課題を個人の問題ではなく「関係性や構造」の視点から捉えることが大切だと学びました。
  • 目的に合わせて相手の視点を広げられるような質問をしていきたいです。問いかけの質と幅を高め、メンバーの視野を広げられるマネージャーを目指します。

〇おわりに
第5回は、「問いかけによる思考の引き出し」と「多様性をエネルギーに変えるチーム運営」をテーマに深掘りしていきました。
「明日からのチーム運営にすぐ試してみたい」という前向きな声も多数いただき、受講者の皆さんが組織を動かす手応えを掴まれたことを嬉しく思います。
次回はいよいよ最終回!「チームに変化を起こすには」をテーマに、半年間の学びを統合し、組織を力強く動かしていくためのまとめを行っていきます。

最終回のレポートも、ぜひお楽しみに!