あせらず、たゆまず、あきらめず

研修が続いた年始。
改めて小さな一歩の大切さを学ぶ。

夏のリーダー研修。
早朝からの仕事現場。
正社員、契約社員、パート従業員。
経験者、未経験者、熟達者、これからの人。
まさに多種多様な方が仕事をする職場。
悩みの多くは、人間関係だ。

お互い同士のアドバイスとともに、
コミュニケーションの考え方とスキルを学習する。
褒められない、叱れない。
会話が少ない、指示をしてもやってくれない。
四苦八苦のリーダーたちだが、様々な思いで
「これは半年続けよう!」と目標を決めた。

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叱ってくれる人はいますか?

今年は、部下育成をテーマにしたコミュニケーション研修が多かった。
その中でも「褒める・叱る」は、永遠のテーマだ。

 

気持ちが動く分だけ、相手の受けとめ方を慮るだけではなく、
自分の気持ちの処し方にも戸惑いがでる。

この頃は特に、「叱る」に課題感を持つ人が多い。

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本が語る「今」

大学同期・新年会の幹事を仰せつかった。
余興という余興も思いつかないので、
「渾身の1冊」を持ち寄る企画を考えた。

 

最近読んだ本で、お勧めの1冊を持ち寄り
くじ引きで、いずれかの本が当たる。

卒業ほぼ30年、集まった人間もほぼ30人。
最近のベストセラーが並ぶかと思ったが、さにあらず。

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『 “with”の視点 』

ある会合でこんな話を聞いた。
彼は、日本に「ホスピタリティ」を定着させた第一人者。
アメリカでの修行時代にその原点を学んだという。

修行中のホテルでパーティがあり、
ホスピタリティ精神で絶賛される社長秘書のメリーさんも来ていた。

彼は、メリーさんにこう尋ねた。
「How long have you working“for”Mr.Tohmas?」
~何年、トーマス(社長)のために働いているのですか?~

横で聞いていた社長が言った。
「She is working“with”me」
~彼女が、私と一緒に働いているんだ~

なるほど “for” と “with”
単純なようで、大きな違いがある。

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マネージャーに贈る十章

証券会社の若手営業マンから突然、電話があった。
「リクルートのご出身ですよね?上場、興味ありませんか?」

~OBリストか何か、あるんですか?~
「いえ、リクルート出身の方をネットで探しました」

株式投資に興味があるというよりは、
ネットで地道に検索をしてアポイントをとっているという彼に
興味が湧いて訪問を受けた。

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